試験勉強⑩

■日常的にも、運動中も、たんぱく質はエネルギー源としてはほとんど消費しない。消費するのは糖質と脂質である。ただし、、体内の糖質が不足していると、糖質の変わりにたんぱく質をエネルギー源として消費するようになる。

■同エネルギーを得るためには、糖質よりも脂肪を燃やすほうが少し多めの酸素が必要である。安静にしているときが最も消費エネルギーが少ないので、酸素に最も余裕があるため、脂肪の消費割合が高くなる。運動強度が高くなるにつれ、酸素摂取量に余裕がなくなってくるので、脂肪ではなく、脂質を消費する割合が高くなる。

■減量のための運動とは、運動最中により多くのエネルギーを消費することができる運動。

■成人の座位安静時代謝量の平均値は、1.05kcal/kg/時である。

■健康の維持・増進を目指した科学的な減量方法は、①運動によりエネルギー消費量を増加させる。②食事を減らしてエネルギー摂取量を減少させる。

■食事制限と体内エネルギーの減少について
・1グラムの脂肪は約9キロカロリー、1グラムのたんぱく質は約4キロカロリー、食事制限による減量では、平均25%は除脂肪組織量であるとされ、体脂肪量と除脂肪量の減少の割合は、3:1程度であるため、体重減少1kgのエネルギーコストは、9,000×0.75+4,000×0.25=7,750(kcal)と計算できる。

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